その婚活、間違ってない?モテない男性がやりがちなNGアプローチ5つとその対処法
一般的に、婚活市場は女性よりも男性のほうが厳しいといわれます。
マッチングアプリを例にとってみても、女性は何もしなくても多くの男性から『いいね』をされるのに対して、男性は自分から『いいね』をしてもほとんど反応が返ってこないとか…。
序盤から苦戦を強いられることになる男性の婚活シーンにおいては、気になる女性には自ら積極的にアプローチをかけることが何より重要ですよね。
でも、ちょっと待って。
もしかしたらそのアプローチ、逆効果になっているかもしれませんよ?
と、いうことで、今回はモテない男性がやりがちな勘違いアプローチ5つを、対処法とあわせてご紹介していきます。
良かれと思ってした言動がかえって女性をウンザリさせている、ということのないように、婚活中の男性はぜひチェックしてみてくださいね♪
まず最初に、婚活で男性がやってはいけないNGアプローチは、大きくわけて次の5つです。
・一方的な俺通信
・話したがりな会話泥棒
・過去の恋愛をしつこく探る
・自虐に見せかけた自慢話
・やりすぎな真剣交際アピール
ではここからは、それぞれのアプローチのNGポイントや女性心理、具体的な対処法について詳しく見ていきましょう。
目次
一方的な俺通信
普段、用事がなくてもラインやメッセージで頻繁に連絡をとりたがるのは女性のほう。
だからといって、
「おはよう」
「ランチには〇〇を食べたよ」
「今日は会社帰りにジム行ってきた。疲れた〜」
などなど、特に意味のない『俺通信』を連投するのはNGです。
もちろん好きな人からの連絡なら、どれほど些細な内容だって嬉しいもの。
けれど、知り合って間もない相手から一方的に送りつけられる日記のようなメッセージの数々は、女性にとっては面倒ごとでしかありません。
もし相手もまんざらではない場合には、わかりやすくしっかりした返信が返ってくるはず。
それなのに短文やスタンプのみといったそっけない返信がきたら、相手が鬱陶しがっているサインかもしれません。
気になっている女性に連絡するなら、相手が返信しやすいかどうかを常に意識して、適宜質問や共通の話題を織り交ぜるといいですね。
話したがりな会話泥棒
「この前〇〇に旅行に行ったんですけど、そこで食べたお寿司がすごく美味しくて…」
「わかるわかる!俺も〇〇行った時のウニの美味さには感動したなあ。いや、あの時は男友達と二人で釣りしに行ったんだけどさ〜…」
相手が気持ちよく話しているのを遮ってそのまま話題を盗んでしまう、いわゆる『会話泥棒』。
同性の友人同士では普段あまり気にしない行動でも、婚活では要注意。恋愛経験の少ない男性が無意識にやりがちです。
【女性は共感してほしい生き物】とは、世に数多ある恋愛サイトや関連書籍でしばしば語られること。
相手が話している最中に、「そうだよね」「めっちゃわかる!」と相槌を挟むことはなんら問題ありません。上手な相槌は、むしろ相手を饒舌にします。
ただ、そこで共通の話題に対するエピソードを思い出したとしても、自分の話を展開するのは相手の話が一区切りするのを待ってから、がマナー。
「話の腰を折ってごめんね。それで?」「さっきの話だけど、それからどうなったの?」
もし相手の話を遮ってしまった時も、そう詫びて続きを促すことで「きちんと最後まで話を聞いてくれる人だな」とプラスに印象付けることができますよ。
過去の恋愛をしつこく探る
相手の女性が過去にどのような恋愛をしてきたのか、気になりますよね?
誰だって気になります。それはいたって当然のこと。
しかし、むやみやたらと相手の恋愛遍歴を探る行為は藪蛇になりかねません。
「今までに付き合った人数は?」
「前の彼氏と別れた理由は?」
「同棲はしてたの?」
など、もう終わった恋愛のことを根掘り葉掘り聞かれることを快く思わない女性もたくさん。
過去の恋愛話はきわめてデリケートな話題なので、それなりに打ち解けるまでは強引に聞き出そうとしないほうが無難です。
「この人になら話してもいいかな」と女性側が判断して、自然と話し出してくれるのを待ちましょう。
また、聞かれてもいないのに過去の恋人や交際人数についてぺらぺら話すのも実はNG。
甘酸っぱい初恋であれトラウマ級の失恋話であれ、「まだ未練があるのかな」「昔の恋人と比べている?」などとあらぬ誤解を受けてしまいそうです。
自虐に見せかけた自慢話
「たくさんの有名企業から内定をもらったけど、ミーハーだから結局お給料で選んじゃったんだよね」
「俺が出張で抜けてたせいで、プロジェクトの進行が滞っちゃって。ここ最近はずっと終電帰りなんだ」
突然ですが、これらの発言のどこがNGポイントなのか、皆さんはおわかりでしょうか?
ともすれば【お金持ちの俺】アピールや【仕事のできる俺】アピールに捉えられてしまうような自虐に見せかけた自慢話も、できれば避けたいもの。
確かに婚活において、学歴や収入、肩書きといったスペックはこれ以上ないアピールポイントとなります。
しかし、会話の中でそれをここぞとばかりに前面に押し出してしまうと、女性からは「なんだかプライド高そう…」と敬遠されてしまう結果にも。
せっかくの自己アピールの場では、プロフィールを見れば一目でわかるスペックよりも、誠実さや謙虚さといった人柄を売り込んでいくのが正解です◎
やりすぎな真剣交際アピール
婚活パーティーやマッチングアプリを活用して婚活を進める上で、真剣に相手を探しているというポーズをとることは非常に大切。
けれど、意中の女性にぐいぐい前のめりになってしまうやりすぎ真剣交際アピールは禁物です。
例えば、交際前にもかかわらず「まだ他の人とも会っているんですか」と彼氏気取りで詮索するようなことを言ったり。
あるいは、メッセージのやりとりのみで一度も会ったこともない相手に「付き合ったら〇〇に旅行に行きたいですね」と早まった誘いをしたり。
初回のデートで鞄やネックレスといった比較的高価なプレゼントを贈ることも、女性からすると「ちょっと重い…」と引かれてしまう恐れがあります。
婚活でひとりひとりの相手と真剣に向き合うのは素晴らしいこと。
ただ、どちらかが急いで距離を縮めようとすることで、本来結ばれるはずだった赤い糸が切れてしまうことも。
まだ知り合って日が浅いのか、はたまた交際目前なのか…
自分たちが今どのフェーズにいるかをよく見極めつつ、状況に適したアプローチを考える必要がありますね。
おわりに
いかがでしたか?
こちらの記事では、婚活でモテない男性がやりがちな勘違いアプローチ5つとその対処法をお伝えしてきました。
今回の記事で共通して言えることは、婚活では気取りすぎても、気負いすぎてもうまくいかないということ。
最初にお伝えしたように、厳しい婚活市場において、女性にとっての『その他大勢』から一歩抜きんでるには積極的なアプローチが欠かせません。
とはいえ、必死に取り繕ったうわべや余裕のない態度は、勘の鋭い女性にも伝わってしまうもの。
「自分なりに頑張ってアプローチしているのに、なかなか関係が進展しないな…」
そんな時は一度肩の力を抜いて、相手の反応を客観的に見てみましょう。
狙いすぎないアプローチと自然体の自分で婚活に臨んでみると、今までとは少し違った結果が得られるかもしれませんよ。
文・深芳唯子(元マリアップガール)