お見合いで失敗している人は〇〇な会話が出来ない。〇〇のない会話しかしていない。

お見合いで失敗している人は〇〇の会話が出来ない!

お見合いで失敗している人はパーソナルな会話が出来ず、当たり障りのない会話しかしていません。

多くの人はお見合いでお相手のプロフィールを舐めるように当たり障りなく質問して終わりです。

これでは何のためにわざわざお会いしているのか分かりません。

本当に話さなければいけないのはもっともっとパーソナルな会話です。

お見合いでは初対面であってもお相手やご自身の生い立ち、経歴、両親や兄弟などについてもお話しするようにお伝えしています。

お相手の性格や価値観に触れることが出来て初めて交際に進めるお相手なのかどうかの判断が出来るからです。

マリアップ代表 伊苅 拓人

私はこれまでお見合い力診断®という独自のプログラムで1000回以上の模擬お見合いに立ち会ってきました。

リアルに女性とお見合いをしてその内容を女性が採点してフィードバックするという実践的なコミュ力UPプログラムを提供しています。

おそらくお見合いに1,000回立ち会った経験をお持ちの方は日本中探してもいないはずです。

そんな経験から培ったノウハウをブログで発信しています。

なぜお見合いではパーソナルな会話がそれほど大事なのですか?

本日はそのなぜについて解説します!

目次

印象に残るのはどっち?

お見合いは60分の短い時間で打ち解けていかに印象を残せるかが勝負。

それを実現するためにパーソナルな会話が不可欠になります。

しかしこれまで指導していてパーソナルな会話がお見合いでなぜ重要かを理解してもらうのは難しいと感じることも少なくありませんでした。

今回はそうした方に「なぜ重要なのか」を感覚的に理解してもらうために婚活とは全く異なる2つの事例を挙げて考察してみます。

ボクシングの試合

向かい合うボクシングの選手AとB

さあ、これからボクシングのタイトルマッチが始まります。

あなたは全く面識のないA選手とB選手それぞれについて事前に下記の情報がありました。

それぞれ読んで、どちらの選手を応援したいかあまり考えずに直感的にお答え下さい。

A選手について
(ソースはたまたま雑誌で見た対談記事)

私は3人兄弟の末っ子でシングルマザーの家庭で育ちました。もともと身体も小さくて病気がちで母親にはよく迷惑をかけました。生活も厳しい中で仕事をしながら私を看病するのはとても大変だったと思います。学校では何となく肩身が狭く自信が持てない子供でした。私がボクシングを始めたきっかけは小学校4年生の時でした。クラスのいじめっ子から、私の家庭が貧しいことと母親のことをバカにされて、カッとなり体当たりしにいったんです。しかし、身体が小さくて貧弱だった私は返り討ちに遭いボコボコにされてしまいました。私は泣きながら家に帰り、そのことを母に話しました。しかし母は相手の子のことは全く言及せず、ただただ「辛い思いをさせてしまってごめんね。ごめんね。」と私に謝るだけでした。これが悔しくて、悔しくて、僕は絶対に強くなろうと決心して始めたのがボクシングだったんです。今回のタイトルマッチはそんな母のためにも絶対に勝ち取りたいです!

B選手について
(ソースはスポーツ新聞の記事)

出身地:千葉県
生年月日:200X年8月1日
血液型:A型
身長:171cm
階級:フライ
戦歴:15戦11勝(4KO)3敗(1KO)1分
好きな食べ物:かつ丼
趣味:映画鑑賞、ゲーム
座右の銘:あきらめたらそこで試合終了だよ

さあ、あなただったらAとBどちらの選手を応援しますか?

鍼灸院の選択

A院長とB院長

あなたは腰痛が酷く、ネットを検索して近くの鍼灸院を探しています。

ホームページには施術する院長が紹介されていました。

それぞれ読んで、どちらの治療院に相談したいかあまり考えずに直感的にお答え下さい。

A治療院 院長の想い
私は小学生の頃に跳び箱で頭から落ちたことが原因で、頭痛を繰り返すようになりました。頭痛が一度発症すると、眠って起きるまで続くのです。学生時代は机に向かう時間が多かったり、ストレスが強くなったりすると頭痛が発生しました。意識がモウロウとなり、考えることや学習、部活、遊び、外出など、色々なことにやる気が起きない状態となりました。悩んで色々とお医者さんにも罹りました。しかし最終的にこれを治してくれたのがカイロプラクティックだったんです。長年の頭痛から解放された私は健康のありがたみを痛感しました。私のように体の不調が原因で能力が発揮できていないという人は多くいると思います。私はカイロプラクティックを学び国家資格である柔道整復師の免許を取得しました。そしてその後、治療の幅を広げるために鍼灸についても学びました。これまでスポーツマンからビジネスマン、OL、主婦など幅広い方の治療に携わらせて頂いております。私の治療が患者さんの能力を発揮するための一助になれば嬉しいです。まずは一度お気軽にご相談下さい。

B治療院 院長 プロフィール
1980年 埼玉県 大宮市 生まれ
2002年 東京医療専門学校 卒業
2004年 柔道整復師免許取得
2007年 鍼師 灸師 資格取得
2014年 鍼灸接骨院に12年勤務し開院

さあ、あなただったらA治療院とB治療院どちらの先生に相談したいですか?

お見合いも感情移入出来るかがカギ

ボクシングの試合と治療院、全く異なる2つの例を挙げました。

どちらの例も前者はエピソードや体験で自分のことを伝えている一方、後者はプロフィールや略歴のみの紹介でした。

さて印象に残ったのはどちらでしたか?

おそらく多くの方は、応援したいのはA選手、治療したいのはA治療院だったのではないでしょうか?

印象という点でポイントとなるのは感情移入出来るかどうかです。

人が感情移入出来るのは立派なデータではなくエピソードに対してだと感覚的にご理解いただけたのではないかと思います。

結局、婚活のお見合いにおいてもプロフィールの内容に毛が生えたような薄い会話では、データを眺めているのとほとんど変わりません。

もしあなたがお見合いをB選手やB治療院と同じようにやっていたら、お見合い相手からも選ばれることはないのです。

早急に改善の手立てを打ちましょう。

ネガティブな過去も伝え方次第

例えばボクシングのA選手は、家も貧しくて、イジメられっ子だったと打ち明けていますが、

決してマイナスイメージには捉えなかったと思います。

むしろそのような大変な時期を乗り越えてきたということが『頼もしい』『男らしい』というプラスのイメージに繋がっていませんか?

私が指導する会員さんも暗い過去やトラウマの一つや二つはどなたも抱えています。

むしろ、そういったものが全くない人の方が稀です。

しかし過去の事実は変えられませんが、事実をどう捉えるかは直ぐに変えることができます。

もしあなたの中の暗い過去やトラウマも気持ちを整理してポジティブに捉える事ができれば、

これ以上にないエピソードトークになるかもしれません。

パーソナルな会話をするコツ

お見合いで大事なのは事実のみを伝えるのではなくエピソードを話すことです。

本当に話さなければいけないのはもっともっとパーソナルな会話なのです。

但し、パーソナルな会話は単刀直入な質問しても発展しませんし、いきなりディープな事を話し始めても共感されませんので注意が必要です。

実はここに多くの人がお見合いを難しいと感じる要因が潜んでいます。

コツとしては、まずは当たり障りのない会話やお相手の興味のありそうな話題から話すようにします。

そしてしっかりと会話の着地点を見定めながら質問して話題を深堀していくと自然と話題はパーソナルな方向に流れていきます。

ご自分のエピソードなどはある程度『女性ウケ』が良さそうな内容にまとめておくことも必要です。

マリアップ では会員さんのエピソードトークを個別に作り込んでいます。

なかなか一人では難しいという方はぜひご相談ください。

↓詳しくはこちら↓

具体的なお見合いの会話イメージについては下記の記事で紹介してますのでそちらもご覧下さい。

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