「いい人止まり」になってしまう本当の理由とは

こんにちは。本日から恋愛コラムを連載させていただくことになりました、マリアップガール兼フリーライターの深芳唯子(みよし ゆいこ)と申します。 

これから恋愛のことや結婚のこと、実体験や日々のちょっとした考え事などのんびりお話していきますので、どうぞよろしくお願いします。 

さて、第一回の今日は、私が女性になったきっかけについてお話したいと思います。 

あっ、誤解を招きかねない発言でしたね。笑 正しくは「私が女らしくなったきっかけ」とでも言いましょうか。 

というのも、ほんの数年前まで、私はオシャレとも恋愛とも無縁な生活を送っていたんです。 

それまで勉強ばっかりしていたこともあって、世間からは華やかなイメージの強い大学にもすっぴんにジーパンとパーカーで通っちゃうような。足元は使い古したスニーカーで、髪はぎゅっとひとつ結び。そのせいか、よく街中で道を訊かれたり、宗教の勧誘をされたりしていました。笑 

しかしあるとき、知り合いの女性から何気なく言われた一言で、はっとさせられます。 

「もっと女性であることを楽しんだ方がいいよ」と。 

まず最初に、毎日擦り切れるまで履いていたジーンズを封印しました。そして、気に入って買ったはいいものの、長らく箪笥の肥やしと化していたフレアスカートをクローゼットの奥から引っ張り出すことに。 

するとまもなくして、目に見える変化が! 

スカートを履いたりメイクをしたり髪を巻いたりと、以前より「女性っぽい」格好をするようになって、男性に「女性」認定してもらえるようになったんです。これじゃ何が何だか分かりませんよね。 

例えば、横断歩道を待っているとき。すっぴんにジャージの場合と、ナチュラルメイクで明るい色のスカートを履いている場合だと、明らかに車の反応が違います。後者の方だと、高確率で運転手さんが先に渡らせてくれる。笑 

ほかにも、電車に乗り込むときに男性が譲ってくれたり、男性店員さんが少しだけ優しくしてくれたり。たまたま近くにいたおじいさんが飴ちゃんをくれたり。笑 

ほんのささいな変化ですが、男性からの視線が変化したのを確かに感じました。 

それからは、スニーカーの代わりにパンプスが、ジーパンの代わりにひらひらしたスカートがクローゼットに増えていきました。 

日頃からオシャレに気を遣っている女性の皆さんには「なんだ、そんなの普通じゃない」と馬鹿にされるかもしれないけれど、当時の私にとっては目からウロコの大発見だったんです…! 

と同時に、思い知りました。「今までの私はよほど女性に見えてなかったんだなあ」と。だから私が女であることを楽しめるようになったのは、その頃からです。 

最近では、化粧っ気のないスーパーの店員さんなんかを見ると、つい気になってしまうようにもなりました。もう少し女性らしく振る舞ったらいいのに、もったいないなあ、って。 

そして、マリアップガールとしてたくさんの男性とお話する中で、男性にも同じようなことが言えるんじゃないかな、とヒラメキました。 

つまりは「確かに男性なんだけど、男性に見えない人が多い」ということ。もちろん見た目の話じゃありませんよ? 

記念すべき最初のデートで、何のためらいもなく割り勘にしてくる男性。 

こちらの話を一切聞かずに、いつまでも気持ちよく自分語りをしている男性。 

会話のキャッチボールが続かずに、女性ばかりが気を遣って話題を振らないといけない男性。 

婚活パーティーやマッチングアプリやそのほか出会いの場でそんな男性に出会ったとき、女性が思うことはただ一つ。 

「うーん、この人はナイかな…」 

例えそれまで「いいな」と思ってもらえていたとしても、この時点で残念ながら恋愛対象からは外されてしまいます。よほどフィーリングが合えば、もしかしたら仲のいいお友達くらいにはなれる可能性もありますけどね。 

だから、恋愛を成就させるためにはまず女心を理解して、女性の目に魅力的な男性として映ること。「この人と恋愛したい!」と思ってもらえるような、とまではいかなくても、少なくとも恋愛対象として見てもらう必要がありそうです。 

まずは男として見てもらうこと。男として振る舞うこと。 

「いつも『良い人』で終わってしまう」 

「気になる女性といい感じになっても、何となくフェードアウトされてしまう…」 

そんな方は、実は女性の目に「男性」として映っていないのかも?