これでもう人間関係に悩まない!苦手な相手とうまく付き合うための7つの鉄則

みなさんは『怨憎会苦(おんぞうえく)』という仏教用語をご存知でしょうか?

仏教で説く、人間界の八苦(八種の苦しみ)の一つで、うらみ憎む相手と会わなければならない苦しみのことです。

社会人ともなると、やはりビジネスシーンがその最たる例。

常に高圧的な態度だったり、ネチネチ嫌味を言ってきたり、とにかく顔を見るのも嫌だったり…。

理由は様々ですが、同じ空間にいるだけでストレスが溜まってしまうほど苦手な相手っていますよね。

一目見た瞬間に「あ、この人苦手だな」と直感で判断することもあれば、付き合いが長くなるほどに相手の嫌な面が際立ってくるということも。

嫌いな相手ともニコニコ愛想よく付き合うのが、大人の対応なのかもしれません。

しかしそうなると、自分ばかりが無理をすることになりストレスは積み重なる一方、仕事のパフォーマンスも低下してしまいます。

「仕事上どうしても顔を合わせなければいけない」
「趣味の集まりの中にどうしても苦手な人がいる…」
「昔から母(父、兄弟)とだけ馬が合わない…」

苦手な相手とも会わざるを得ない状況で、もっと心にゆとりを持って付き合うためには、一体どうしたらいいのでしょうか?

今回は、そんな風に人間関係で悩んでいる方に向けて、苦手な相手とうまく付き合うための考え方や行動7つをご紹介していきます。

 

相手を客観的に見つめる

苦手な相手との楽な付き合い方を考えるためにはまず、相手のことを客観的に見ることです。

一度誰かを嫌いになると『相手のやることなすこと全てが癪に触る!』と、つい極端思考になってしまいがち。

けれど、最初に相手のことが苦手になったきっかけは、もっと具体的なものだったはずです。

・相手の外見が受け付けない(表情や雰囲気など)
・自分への態度が気に入らない
・仕事へのスタンスが違う
・価値観や道徳観が違う

といったように、本当に嫌っているのは相手のほんの一部分にもかかわらず、「この人は冷たい人だ」「この人とは絶対合わない」と決めつけてしまうラベリングによって、相手への拒否反応を余計に増幅させているかもしれません。

 

②必要以上に接点を持たない

苦手な相手が学校や職場にいる場合、必要以上に接点を持たないようにすることも大事なポイント。

ほっと一息つく貴重なランチタイムに、わざわざ苦手な相手と雑談しても、自分の神経がすり減るだけ。

普段何かと他人に気を遣ってしまう人ほど、『苦手な相手とも仲良くしないと』という意識が強く、必要以上に相手と共通点を増やそうとしたり、プライベートに踏み込んだりと努力してしまうのではないでしょうか?

しかし本当に目指すべきは、近すぎず遠すぎない適度な距離感。

あえて嫌われる必要はありませんが、だからといって自分から雑談を振ったりして、いたずらに接点を増やす必要もありません。

『この人とはビジネス上の関係』と割り切って、業務時間外での関わりは最小限にとどめておくのが賢明ですよ。

 

③なるべく自然に、常識ある振る舞いを

同じオフィスに苦手な相手がいると、何となくソワソワと落ち着かない気持ちになってしまいますよね。

直接の関わりがない相手なら素知らぬふりで乗り切ることもできますが、立場や役職上、相手と毎日のようにコミュニケーションを取らざるを得ないケースもあるはず。

そんな時、私的な感情を挟んで業務に支障をきたすことだけは何としても避けなければなりません。

常識ある社会人として、少なくとも業務時間中はなるべく自然な振る舞いを心がけたいもの。

自分への嫌悪感をあからさまに態度に出してくる人がいたら、当然相手もいい気分はしないですよね。

ネガティブな感情が相手に伝わってしまうと、それだけで職場の空気がギスギスして、仕事がやりづらくなってしまう恐れも。

話しかけられて露骨に嫌な顔をしたり、無視したりするような大人げない真似はもちろん、表情や声色に出てしまわないよう気をつけましょう。

 

④負の感情を持つ自分を責めない

先ほど述べた通り、相手のことが苦手だからといって嫌悪感を態度に出すのは社会人失格です。とはいえ、負の感情を持つ自分を責めることはありません

ビジネスでも家庭においても、あるいは婚活においても、どうしようもなく相性の悪い相手というのはいるもの。

これは喜怒哀楽といった感情と同様にきわめて自然な心の動きです。

「人気者のあの人が嫌いな自分はダメな人間だ…」
「あんないい人のことが苦手なんて、どうにかして克服しなければならない」

なんて、自己嫌悪に陥らなくても大丈夫。嫌いなものは嫌い。それでいいんです。

例えば、オムライスにはケチャップが合うけれど、コロッケにはソースのほうがいい。オムライスとソースは相性的には合わないけれど、どちらが悪いという訳でもありませんよね。

そんな風に人間関係の相性も柔軟に考えることができると、ぐっと気持ちが楽になるかもしれませんよ。

 

⑤相手の苦手な一面から学ぶこともある

ときには、相手の苦手な一面から学ぶこともあります。

自分の心の中にある感情や欲求を認めたくないがために、それをまるごと相手に押し付けてしまうことを、心理学用語では【投影】といいます。

例えば、「明確な理由が思い当たらないのに、なぜかあの人が苦手…」と感じている場合、本当は自分が一方的に嫌っているにもかかわらず「相手が自分を嫌っている」と思い込んでいるのかも。

これは、はっきりした理由もなく相手に嫌悪感を抱いている自分を正当化するために、「よくわからないけど相手が嫌ってくるからこっちも嫌い」と理由付けしている状態です。

「あいつの八方美人なところが何となく気に入らない」といったように、相手の態度がやたら気に触るという時には、周りの目には自分も同じように映っている可能性があるということ。

他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改める。まさに『人の振り見て我が振り直せ』ということわざ通りですね。

 

⑥相手のバックグラウンドを想像する

誰かのことが嫌いという感情は、放っておいたらどこまででも肥大してしまいます。そんな時には、相手のバックグラウンドを想像してみましょう。

相手が育った家庭環境や友人関係、初恋や初めての失恋などなど、自分にあるだけのバックグラウンドが相手にも同じようにあることを認識できるようになると、これまでより心に余裕を持つことができるはず。

ここで大事なのは、今自分が見ているのは相手のほんの一部分だということを理解すること。

あなたがどんなに嫌っているあの人にも愛する家族がいて、友達や恋人がいて、あなたの知らない生活がありますよね。

実はこれは職場だけでなく、家庭や婚活でも同じ。

家族の中で父親とだけ馬が合わないという人でも、外で必死に働く父親の姿を目にした時に印象が少し変わるかもしれない。

結婚相談所でおすすめされた相手のプロフィールが自分の求める条件に完全には一致していなくても、実際に会ってみたら驚くほど話が弾むかもしれない。

そんな風に、自分が見ている相手が全てだと決めつけることをやめるだけでも人間関係に変化がありそう。

 

⑦辛かったら「ちょっとだけ」逃げてもいい

すでにお伝えした6つの方法を実践してもなお、どうしようもなく苦手な相手がいる。相手が勝手に自分の視界から消えてくれることはまずありません。

そんな時には思い切って「ちょっとだけ」逃げてしまいましょう。

重要なのはこの「ちょっとだけ」というさじ加減。

例えば、苦手な人が同じ部署にいて毎日顔を合わせるのが苦痛という場合には、退職願ではなく異動願を出してみる、といった具合です。

確かに今は相手の存在が目の上のたんこぶとなっているかもしれませんが、その相手がこれから先もずっと自分の人生に影響を及ぼし続けるかと問われたら、答えはノー。

嫌いな相手のために、自分がこれまで築いてきた立場やキャリアを手放してやる必要はありません。

全ての環境を一新しようとするとそれ相応の覚悟を要するので、あまり現実的ではないですしね。

自分を脅かすものから身を守るために逃げるのは、無責任でも弱虫でも、社会人失格でもありません。

嫌いな人に煩わされる時間があったら、尊敬できる気の合う人と友好的な関係を築くための時間に充てたいものです。

 

おわりに

いかがでしたか?

人間関係における好き嫌いや相性の良し悪しは、その時の気分や仕事へのモチベーションすら大きく左右します。

けれど、時には苦手な人の存在が人生をより豊かにしてくれるのも事実。

自分の中に潜む負の感情を糧にして大きな成功を手にする人もいます。

何よりも、自分の中のネガティブな感情とじっくり向き合うこと。

心の持ちよう次第で、苦手な相手とも今よりもっと摩擦の少ない、気楽な付き合いができるはずです。

こちらの記事が、人間関係で悩むあなたの心を少しでも軽くできますように♪

文/深芳唯子(元マリアップガール)

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