男性こそ“日焼け止め”を使うべき!? アンチエイジング対策の基本として習慣化
男性は化粧をしないので紫外線が肌に直接当たります
日焼け止めって男性も必要あるのかな?
夏は男らしく小麦色に焼きたいんだよね、、。
毎日塗るの面倒くさいな、、、
メンズ美容の浸透により、男性にとっても日焼け止めはいまや常識です。
そもそもなぜ必要なのか、その効果や選び方のポイントをまとめて紹介していきます。
目次
男性こそ“日焼け止め”を使ったほうがいい理由
日焼けによる紫外線のダメージが肌のしわやシミの原因になることはご存じだと思います。
しかし実際にあなたは“日焼け止め”を日常的に使っていますか?
おそらくその答えは『NO!』ですよね。
それもそのはず。
ナリス化粧品が全国の15歳~54歳の男性1,907名を対象に行ったインターネット調査
「男性のスキンケアの実態調査」によると、
日焼け止めを使っていると答えたのはわずか16.9% 。
特に男性はメイクをする習慣もなく、
女性のように日傘をさすわけにもいきません。
男性は女性よりも日々紫外線にさらされているので注意が必要なのです。
いまや男性も日焼け対策はアンチエイジング対策の「基本のキ」と言えます。
若々しい肌やいつまでも若い見た目を維持するために日焼け止めを使いましょう!
肌老化の8割は紫外線から!どんな影響があるの!?
紫外線は活性酸素の発生を促し、そのことによって炎症が起きます。
さまざまな組織が破壊され、シミやシワといった老化が促進されます。
これは加齢による老化ではなく『光老化』と呼ばれます。
紫外線は主に、波長の長い生活紫外線 “紫外線A波” 、波長の短いレジャー紫外線 “紫外線B波” の2種類があります。
本来、シミの元となる“メラニン”という色素は、生成されてもスムーズに排出されます。
しかし30代以降になると代謝が落ち、排出されずに残ってしまいこれがシミの原因になります。
大量の紫外線を蓄積すると皮膚がんになるリスクも発生しますので、日焼け対策は美容や見た目だけの問題ではありません。
パッケージの表記「SPF」や「PA」って何?
しみ、そばかすの防止を重視するなら「SPF」が重要
SPFとは「Sun Protection Factor」の略です。
肌に炎症を起こさせ、しみやそばかすの原因となる紫外線B波の防止効果を示しています。
日焼け止めを塗っていない状態と比較して、紫外線B波による炎症を防止できる時間を1~50+の数値で表し、数が多いほど防止効果が高くなります。
SPF1は20分と計算されます。つまりSPF10ですと、20分 × 10 = 200分 ですので約3時間日焼け時間を遅らせることが出来ます。
しわ、たるみなど老化防止の効果を重視するなら「PA」を選択
PAとは「Protection Grade of UVA」の略です。
しわやたるみの原因となる紫外線A波の防止効果を示しています。
4段階の+で表され、数が増えるほど効果が強力です。
しみやそばかすのほか、しわやたるみの防止効果はPAに注目しましょう。
自分に合う日焼け止めはどれ?
日焼け止めの種類は非常に豊富なため、どれを選べば良いか悩みどころですよね。
単純にSPFやPA値の高いものを選べばよいという訳でもなく、肌への負担も高くなるので注意が必要です。
求める効果や使用するシーンによって選ぶアイテムも変わっていきます。
以下の3つの視点で自分に合うものを選びましょう。
【セレクト1】 毎日の紫外線対策には定番の塗るタイプがおすすめ
毎日の紫外線対策には使いやすいクリームタイプやジェルタイプがおすすめです。
顔や体に使える日焼け止めで、クリームタイプはしっかりとガードしたい部位に塗れるので初心者の方にも使いやすく、石鹸で落ちるタイプも増えています。
また耐水性が高いアイテムが多いので、日中の汗で落ちてしまう事を防止しプールや海など水辺に出かけるときにも落ちづらいウォータープルーフ使用のアイテムも多く存在します。
乳液の入ったクリームタイプは塗った直後はすこしベトつくのが難点。
塗った後、手はなるべく洗わずに残ったクリームは首回りや耳、手の甲に刷り込んでしまいましょう。
【オススメアイテム】
違和感のない付け心地抜群の日焼け止め
花王の日焼け止め「ビオレUV アクアリッチ ウォータリエッセンス」は、まるで水のような付け心地で、塗っていて違和感がない軽い感触です。
ミクロUVカットカプセルにより、肌の隅々にまで塗り伸ばせて、塗りムラができにくい設計もポイントです。
【セレクト2】 持ち運びに便利なスプレータイプ
「対策をしたいけれどやはり面倒」「手軽にケアできる方法はないの?」という方はこれ!
スプレー式の日焼け止めです。
スプレーするだけで簡単に塗れるので、急いでいるときなどもサッとかければOKです。
使用感もクリームタイプと違いサラッとしたものが多く、顔や体にもベタつきなく快適に利用できます。
また髪や頭皮の紫外線対策にはベトつきなどの干渉が少ないスプレー式がもっとも使いやすいです。
デメリットとしてはコスパの高さです。大体1日当たりのコストは3倍くらいになります。
できればクリームタイプとの併用がベストで、スプレータイプは外出先や塗り忘れの時に使えるようにカバンの中に1本入れておくことをおすすめします。
【オススメアイテム】
紫外線を鉄壁ガード
97.3%という圧倒的なUVカット率と命中率の高さで文句なしのベストバイを獲得!
焼けやすい分け目やつむじまで、バッチリ対策できちゃいます。
携帯しやすいサイズなのでバッグに入れやすく、使う場所を選ばないところも優秀。
この夏1本は持っておきたい逸品です。
【セレクト3】 行楽地や山・海に出かける時
旅行やフェス、軽いスポーツから山や海に出かけるなど、日差しが非常に強くなる屋外でのレジャーでは日差しを浴びている時間が長く、肌へのダメージがとても心配になります。
一日で肌に受ける紫外線のダメージも普段の日の比ではありません。
そんなときは日焼け止めも普段使いのモノよりも、SPF50+、PA++++と高い数値が記載されている商品を使いましょう。
数値の高い日焼け止めで徹底的にブロックします。
スプレータイプとの併用したり、こまめな塗り直しながら過ごしてください。
日焼け止め使用の2つのポイント
紫外線からのダメージを防ぎ、しみ・しわ・たるみといったトラブルから守ってくれる日焼け止めですが、効果的に使用するためには以下の2つのポイントを押さえておくことが大切です。
【ポイント1】 使用量の目安を守りムラなく塗る
ベタつきや白残りを気にして使用量を少なくしたり、塗りムラがあったりしては、十分に効果を発揮できません。
使用量の目安に従い、特におでこや鼻の頭、頬の高くなっている部分にはきちんと塗りましょう。
上記の必須ポイントを中心に数か所ずつ塗布し、全体に伸ばしていくとまんべんなく塗ることが出来ますよ。
【ポイント2】 一日の終わりにしっかり落とす
洗顔はスキンケア対策の基本ですが、一日の最後にはしっかりと洗い流してください。
そうしないとニキビや吹き出物などの原因になります。
また頭皮環境を清潔に保つ意味でも朝シャン派の人は “夜シャン派” に切り替えて下さい。
抜け毛や発毛不良の原因になります。お風呂は必ず夜に入るようにしましょう。
まとめ
紫外線対策は、炎天下でのレジャーや海に行くようなときのみに使用するものと思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。
男性は女性と違い、外で日傘を差すのは難しいですし、肌は常に露出している状態で日常の外出や通勤・通学というレベルであっても、日光にさらされた肌は、大なり小なり紫外線のダメージを受けることになります。
将来にわたって健やかな肌や若い見た目を保ちたいのであれば、お出かけの際は日焼け止めを塗ることを心掛け、紫外線対策を行っていきましょう。
現在は美容医療の進歩でシミやシワを除去することも可能となっておりますが、治療費はかなり高額になります。
一方、日焼け止めを塗るだけであれば年間でも数千円程度の出費で済みます。
毎日のケアは多少面倒ですが、アンチエイジング対策の基本だと心得て習慣化してください。
すべての男性に恋愛という色どりのある人生を✨